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山陰本線馬堀5最終章
先日、昭和45年春、と書きましたが
昭和46年春でした。謹んで訂正いたしますm(__)m

ということで、このシリーズ最終章
時刻表のダイヤ改正では昭和46年4月25日となっていますが、
4月25日に京都から園部へ走った機関車と客車が
園部で一泊して京都へ帰る上り列車として運転されるのが
翌26日の朝の通勤列車です。

正真正銘、これが見納めです。
どこで別れを告げようか、考えた時、
迷うことなく、このメインスポットを考えていました。
ここしかありません、いわゆるお立ち台です。

e0019563_10494345.jpg
一枚目の亀岡を発車する煙のカットのみ縦位置を横位置にトリムしています。
あとは135mm望遠レンズの活写ノートリミングです。

亀岡を発車した列車が亀岡盆地を縦走して
何かとお世話になった馬堀駅までほぼ直線路を近づいてきます。
これが最後、これが見納め、普段は撮らない遠い風景を
惜別の思いを込めて愛機ペンタックスへ封じ込めます。

馬堀駅でスタートダッシュに備えて石炭を焚く煙が上がります。
出発の汽笛を鳴らした蒸気が弁から噴出すのが見えてから
一瞬置いて「ボーーッ」朝の静寂を破って汽笛が届きます。
最後のドラマ、ラストシーンです。

何度も見た光景なんですが、
いつもと違うのは機関車の正面に
「さよならヘッドマーク」が飾られていること、
牽引機はもちろんC575、ぼくの大好きな(多分みーーんなそうでしょう)カマです。

e0019563_1017172.jpg
いつもと同じように、ダッシュしてきた列車が花道を駆け上がってきます。
一枚、また一枚、心でさよならを言いながら、シャッターを切ります。
この写真は流れで135mm望遠のラストショットですが
このあと、ここぞと決めたポジションでメインの中判機のエヤーレリーズを握ります。
「パシャ」・・・聞こえたのかなあ、・・・蒸気機関車の音って結構大きいですからね、
聞こえたことにしといてください(^^ゞ

横を通り過ぎるC575に「さよなら、ありがとう」
精一杯の感謝の気持ちです。

だだだっ、だだだっ、と列車が通り過ぎ、
カタンカタンとレールの継ぎ目を踏む音が遠ざかり
余韻も小さくなって、普段の静寂が戻ろうとする頃、
遠くで何番目かのトンネルに入る汽笛がひときわ長く聞こえました。

「バイバー-イ」ぼくにはそう聞こえました。
by mypac | 2006-12-10 10:12 | Comments(4)
Commented by tusima-kaji at 2006-12-12 13:04
こんにちは、
C575最後の撮影ですか、mypac さんの忘れ得ぬ思い出の
一コマですね。
中判機のシャッターの音は間違いなく届いたと思いますよ、
運転手や釜を焚く男たちの耳に...。

その日から約40年、時代は代わりましたねー、今の時代に
これほどカメラマンを熱中させるものがあるのでしょうか、それ
を探さなければいけませんね。(^_^)
Commented by mypacヒロリン at 2006-12-12 21:58 x
tusima-kajiさん、こんばんわ。
この朝の前夜には「園部」と言う駅で駐泊するC57たちの
「最後の夜」も撮っています。
よくもあれだけ熱中できたものだと思います(^^ゞ

年とともに、行動力がなくなったというか
体力がなくなったというか、
被写体以前の問題かも知れないです(*_*)
Commented by マッキーマック at 2006-12-18 20:49 x
大変ご無沙汰しております。
そろそろお忘れの頃かと思いますが、マッキーマックです(^o^)
毎日とは行かないと思いますが、また徒歩通勤をすることにしたので、ぼちぼち写真が撮れそうです。
また駄作をのんきにアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

最後の写真にヒロリンさんの思いがこもっている気がします。
素敵な青春の思い出ですね。
昭和46年ですか、3歳です私(^^;)
まだまだカメラ初心者なので、勉強させて頂きます、
Commented by mypacヒロリン at 2006-12-19 07:48 x
おはようございます。
逆にぼくの方は、ゆっくり沈下中(^^ゞ
あは、浮き沈みの多い性格です。
またよろしくお願いします。
マッキーマックさんのお便りが浮上のきっかけになる
かもしれません、コメントありがとうございます。
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