2005年 08月 09日
春まだ浅きみちのく一人旅
石川啄木文学に通じていなくても
上野発の夜行列車に一夜を過ごし
盛岡で始発の各駅停車に乗り換えると
いやが上にも旅情がつのります。
蒸気機関車の息遣いを聞きながら
厨川、滝沢、渋民と啄木ゆかりの駅名を辿り行くと
車窓の素朴な風景に一人旅の寂寥感が身に染みます。
この旅では少し小高い場所にある奥中山YHでうっすら雪化粧の朝でした。
大阪では薫風の5月でも
みちのくはまだ芽吹きもしておらず
思えば遠くへ来たもんだと
しみじみ感じたものでした。
この写真は周囲の風景が大きく写しだされ機関車が小さい割には
走る機関車に迫力があります。上野駅から夜行列車に乗り込んで、
一晩かけて盛岡まで行かれたとは凄い、若さとはいいもんですね。
しかし、5月とはいえいかにも寒そうな風景ですね、これで一人旅は
身に沁みる。(・_・;)
ぼくの場合は、思いっきり変っちゃったなあ(笑)と自覚してます。
それにしてもお手数をおかけしました、失礼をしましたと言うべきですね。
そのかわり、ちゃんと覚えましたよ、Xマーク。
いよいよお盆休みですね。
また力作を楽しみにしています。
ぼくの方は、相変わらず古い夢の世界をごそごそと・・・