人気ブログランキング |
一枚の写真から
e0019563_16205452.jpg
昭和41年9月とネガカバーに変色した文字。
長崎本線にブルートレイン「さくら」を撮りに行ったことが思い出されます。
ファイルムスキャンしていますと、ひとつのカットに紛れもなく思い出が写っていました。
「喜々津」から歩き始めて「ひがしその」(当時は駅はありませんでした)の海岸でお目当てのBT特急「さくら」を撮って、
それはそれは、悲しい失敗話があるんですけどね、今はちょっと置いといて・・
「大草」の駅まで辿り着いた時には、お昼をかなり過ぎておりました。
道をはさんで向かいはすぐ海、小さなローカル駅のまん前に小さな食堂がありました。
何を食べようか、テーブルひとつ、窓の向こうは波静かな大村湾。
寂れた食堂の壁には「チャンポン」の文字が、
そうや、ここは長崎、「おばちゃん、チャンポンください」
関西弁のおぼこい美少年が珍しかったのか、
「どこからきんさった」長崎弁ではどう言うんでしょうか、覚えてないですが
「ひぇー大阪から」観光地でもない小さな駅前ですから当然
「なんしにきんさったと」と続きます。
しばし方言のぶつかりあった会話の後、テーブルに置かれた注文の品は、
どんぶりから溢れんばかりの具しか見えません。
食べても食べても麺が出てこなかったような記憶があります。
初めてのチャンポンの思い出、空腹の2文字をどけてもとてもうまかったです。
心に残った思い出、それが一枚のカットの隅に写っていました、
紛れもなくあのちっちゃな食堂です、
おばちゃんが生きていたら長寿番付に載るでしょう。
40年の忘れぬひとコマ、写真ってすごい!
e0019563_16213115.jpg

by mypac | 2005-07-24 16:32 | Comments(1)
Commented by tusima-kaji at 2005-07-25 13:21
40年前の長崎チャンポンはさぞ美味しかったことでしょうね、
その時のmypac さんのほころんだ顔が目に浮かぶようです、
写真ってほんとに凄いですね。アップされた食堂の写真から
垣間見える当時の風景が、なんとも郷愁をそそります、いいもんですね。

ブルートレインの写真、とても美しいです。
20年ほど前、まだ東京在住のころ、妻の実家(佐賀県伊万里市)から
東京へ帰る時に乗ったことを思いだしました。
<< 失敗失敗の巻 そろそろ仕事が欲しい >>