2018年 03月 28日
FZ300 テレコン装着
小さな野鳥相手では1200mmくらいの望遠が欲しいところです
FZ300は最大望遠が600mmなので倍率が不足しますが
最近では珍しいオプションのテレコンが使える機種です
手持ちのテレコンは1.7倍なのでズーム最大で約1000mm相当(記録サイズL)となります
EXズームを使った記録サイズSの場合はなんと約2000mm相当です
フロントコンバーターなので開放f値は2.8のままというのがメリットです (注)追記有
しかしながら一眼レフのレンズ交換とは雲泥の差のねじ込みですから
テレコンの付けたり外したりはとても邪魔くさくて
さらにテレコン本体とアダプターリングとつないだ状態で
200mmレンズくらいの嵩がありますので持ち出すのは勇気?がいります
相当イカツイことになります、アダプターに三脚座が欲しいと思います。
フードはトキナー80-400mmズームのものです
フードの取り付けバヨネットはテレコンに合わせて削ってしまったので
もう本来のレンズには使えません(-.-)
分割測光ですが、左下の白い泡の有無が影響していると思われますが
若干露出オーバーです
それに連れてなのかテレコンの素性なのかコントラストが落ちてやや浅い画像です
いきなりアオサギの飛翔が撮れました
コントラストが低いのでソフトで補正しています。
フォーカスはAF-Sで簡単に合焦しました
というか距離が遠いとピントが深いのでアバウトであっているのかも知れません
明度とコントラストを調整しています
カクカクした形でちょっとうるさい感じです
外側が明るいリング状でキレイなボケとは程遠いですが
これは本体レンズの素性と思われます
テレコンによくある色収差は目立ちませんがカメラ内部で処置しているのかも、
ちなみに、テレコンは伝説のB300です。
テレコンを使ってみたハンドリングは
手持ち撮影では左手でアダプターあたりを支えることになり
マウントサイドのツマミは指が届きません
右手のグリップで全重量を持ち替える感じで操作することになります
手持ち撮影自体は可能で手ぶれ補正も効いているようですが (注)追記有
1000mm相当くらいになると照準を合わせる続けるのが困難です
壁にもたれるとかぐらいでは不十分でアダプターにタオルでも巻いて
塀とか木の枝とかに置く(重心を預ける)のがベター。 (注)追記有
テレコンを持って出るかどうかでバッグが倍くらい大きくなります
P900で良かったんじゃないかと(^_^;)
しかしこちらは1000mm~2000mm/f2.8ってのが自慢(^_^;)
20190215追記
純正およびオリンパスの1.7×テレコンはテレコンの後玉径が
FZ300レンズの前玉径より小さいのでf2.8ではわずかに隅に光量落ちが見られます
メニュー設定でテレコン使用にすることで絞りはf4.0~f8.0に制限されます
なおかつ手振れ補正が1.7×に対応した補正になります
素のレンズでも実写テストでf2.8と比べてf4.0のほうが解像力がよいことを
確認していますので「テレコン使用」設定をお勧めします
ただ残念ながら最短距離が5.5mになってしまいますので望遠マクロ的には使えません
手振れ補正に関して
上の本文で木の枝などに重心を置いた方がよいと書きましたが
ほぼ置いた状態(三脚に付けるのに近い状態)の場合手振れ補正が誤作動します
手持ち撮影の手振れと判断する閾値があるようで
経験則ですが下から掌で少し支えると補正してくれるようです