2006年 01月 24日
OMアダプターの製作
自分のお小遣いではとても手の届かない高嶺の花です。
分相応なところで遊んでいるのが大怪我をしなくていいのかもしれません。
今日はOMアダプターを製作しました。
古いオリンパスレンズをE300に装着するためのコンバーターなんですが
ひとつはE300購入の際、希望者に配布されたので純正の立派なモノがあるのですが
レンズ交換の利便を考えて、もうひとつ製作しました。
レンズはジャンクで以前に1000円で押さえてあった物ですが、中間リングはちょっと高かったかな、
なにぶん、思いたったらすぐでないと気がすまない性分で(^ー^)
レンズのほうはジャンク不動品がひょんなことで直ってしまい、
実用レンズとして何の支障もなく稼動中だったので、クラス上のレンズを調達したとは言え
部品取りにするのは気が引けますが、一応予定通りということでマウントのみ利用しました。
昔ちょっとやっていたHO模型用の2ミリのタップがこんなところで役立つとは(^ー^)
アルミ材は削りやすいんですけど、切粉が凝着すると構成刃先が出来やすいので
力任せに行くと固まってしまってにっちさっちも行かなくなります。
行きつ戻りつ、慎重に慎重に。
流用するマウントの取り付けビス位置が違うので現物合わせで2箇所加工しました。
本来は4本締めですが、とりあえず2本あれば使えるでしょう。
右が製作品ですが、純正より1ミリ厚くなりました。
ボディに装着、レンズの装着は問題ありませんが
厚くなった分だけ無限が出ません。
28ミリをつけてみると2メートルくらいが最遠状態ですから使えないですね。
50ミリ/1.4は後玉のガードが当たって装着できません。
135ミリは約20メートルぐらいが最遠状態なので、なんとかギリギリ我慢できそうです。
0.5ミリくらいならヤスリがけをしてもいいのですが
1.0ミリとなると機械加工をしたいですが、高くついてしまいます。
問題なく使えているレンズをポンコツにした割には不本意な結果ですねえ。
ということは結局暑さ1mmのせいで使えないということですか、
残念ですね、ヒロリンさんでもこんなことがあるのですね。(笑)
ジャンク品を修理したり加工したりして実際に使えるものにする
そんな地道なことが出来る人は中々いません、羨ましいですね正直。
ところでお仕事の方はどうですか、小泉内閣は景気回復とか言って
ますが、佐賀あたりの地方では一向にその気配は感じられません
僅かに海苔業が去年に比べて良かった(この寒さのおかげらしい
です)ということぐらいです。(^_^.)
仕方ないですね、
うちのお客さんはほとんど町工場なんで、
「これ1ミリ削って」と頼めなくもないのですが
下手するととても高くついちゃいます(笑)
そのうち、0.5ミリを目処に手作業で薄くしてみます。
本業(設計業)のほうはいまいちですね。
景気よりも、自営業でも定年はあるんだなあ、と言う心境です。
お客さんの世代交代に連れて、疎遠になっていきますねえ。
お客さん自身、堅調なところと、落ち込んでいるところの差が
大きくなっているように思いますし、昔のようにどこもかしこも忙しい状態はないでしょう。
韓国、中国、シンガポール、ベトナム、インド、エジプト・・・
安いところはいくらでもありますし、厳しい時代だなと思いますね。