2006年 01月 23日
思い出ばかり
人の手がモノを創っていた時代はもう過去の時代なのかも知れないなあ。
蒸気機関車を撮っていた頃の機材。
手前がマミヤC220、
奥がマミヤプレススーパー23
特にプレスはシンプルで丈夫なカメラでした。
多分、自分が踏んだくらいでは壊れないと思いますが
その丈夫なプレスを凹ませるほど乱暴な扱いをしてましたけど
写真はちゃんと撮れました。
骨太な時代でしたねえ。
カメラ業界も時代の流れをモロに受けてますね。
デジカメの激しい進歩とコスト競争は並の力では生き残れ
ないということと、デジタル化してPCと関係を保てない製品
は望まれないということでしょうか、便利なようで不便な時代
ですね。(笑)
来るべきユビキタスの時代はオール電化、PCコントロールの
世界のようですが、石油は年々減少し価格は高騰していくのに
代替エネルギーの開発はおぼつかない、現状です。
今でも送電がストップして、頼りになるのは電気と関係ない
ローソクと石油コンロです。
古いものは大事に使うべきですね、我が家もシチリンと炭は
大事に物置にしまってます。(笑)
いいモノを作っていれば、いつかは認められる。
今はそんな時代ではないんですね、
経営者に求められるのは先見性と決断力は今も昔も変わらないと思いますが、
それにしても余裕のない時代になったものですね。
電化は確実に進捗してますね。
うちは石油ヒーターでさえファンを使ってますから
オール電化ではないのに、電気が止まったら生活は困窮します。
便利さと引き換えに辛抱がなくなったようで、
ひいては世の中の秩序やモラルの低下に影響しているように思います。
古いものって丈夫で長持ち、それに応用が効いたりして
便利な時代だからこそ、再認識することがありますね。