2005年 10月 23日
viviter28ミリ試写
いつもの淀川へ定点撮影に行ってきました。
よくあるf2.8より一段明るいf2.0ですが、これは非常用というか、ソフト描写用ですね。
右下は白い車の部分を等倍で切り出したのですが明るい部分が滲んでいるのがわかります。
AEの出目も0.5段ほどオーバーで、この辺の癖は覚えて使いこなす必要がありそうです。
一段絞ったf2.8ではソフトレンズのような描写はなくなりますが、まだ軟調です。
f4.0からはほぼ満足できる画像になります。
これもf2.0です。一見ピンぼけのようですが、ピントの芯はあります。
単焦点の美点のひとつに歪曲がほとんどないということがあります。
本来の28ミリをフォーサーズは面積比で中央1/4しか使っていない状態ということもあって
下辺の堤防のラインがほぼ直線です。
空の色はコダックブルーが出てますがAWBはとても不安定でした。
古いレンズでコーティングはマゼンタ系の単層のようです。
逆光性能を見てみましたら、盛大にフレアが発生します。
この画像は手かざしでファインダーを見ながらハレ切りをしました。
コントラストはそこそこですが、味のある画像です。
試写全体を通して、E300のAWBの暴れが顕著です。
ファインダーの性能があまりよくないカメラですからMFはかなり
あてずっぽう的な感じになりますが、そこは28ミリですから
絞れば被写界深度に助けられるようです。
f2.0のソフト描写つき、f2.8レンズという印象でした。
写真は確かにf2.0ではソフト過ぎて、ボケたような感じですね、
ラストの写真はf4.0ですか、確かに味のある写りをしてます、
細かい光もシャープに捉えてるようですね。
ソフト描写付き28mm短焦点レンズf2.8 お買い得だったようですね。(笑)
別に何をした訳でもないのですがね、ネジを緩めて、締めただけ、
みたいなものですから、ラッキーとしか言いようがありません。
以前の落下品かと思うジャンクも組みなおしたらAFが動きましたし、
今のところ、ジャンク品再生率十割です(゚~゚)
あまり調子に乗るとろくなことはないと思いますが、
柳の下のドジョウをまたぞろ探しておりますよ。
写真は撮ってこそ値打ちがあるものですが、
仕事の合間に(合間かなあ)ゴソゴソやるのも楽しいですよ。