2005年 10月 23日
無限は出るようになりましたが
なんともはっきりしないお天気で出そびれてしまいました。
意を決して、Viviter28mmを分解することにしました。
最悪、修復不可能も覚悟の上でした。
前回もここまではやったのですが、さてこの先に進む鍵はどこにあるんでしょう。
側面の虫ネジ3本を緩めてみると、絞りリング全体がゆるゆるにはなるのですが、
抜ける気配がありません、
しかも軸方向にスプリンが効いている気配です、やばいなあ。
とにかく目いっぱい引っ張って、距離リングを回すと、無限側のストッパーまでコチンと回りました。
おお、ラッキー!、
当たりを確かめながら、虫ネジを締めると見事に無限側のストッパーから
最短距離側のストッパーにコチンと当たるまで回りました。
なんだ簡単ジャン。
これでいいんかなあ。
3メートルぐらいでネジが締まりきるような止まり方をしていたのがウソのようです。
あたり前ですが、無限から最短距離までどちらに回しても、
コチン、コチンと当たるのは気持ちいいです。
早速試写してみますと、あたた
無限側ストップ位置ではかなりのオーバーインフ(無限を行き過ぎる)です。
この分では距離目盛もあてにはなりません、
ファインダーマット面でのピント確認が不可欠です。
あっちゃー、ちょっと使い難いなあ。
試写した結果を、分解調整前と比べてみると
ファインダーでピント合わせしたカットはまずまずネライどおりに来ています。
とすると、調整前の状態は、以前のユーザーさんが意図的に
オーバーインフを嫌って止めてたのかなとも思えます。
それとも、OMアダプターを介しているので、若干誤差が出ているんかな。
どちらにしても、オーバーインフですから、無限が出ないよりは、はるかにいいです。
まあ安価な補強作戦ですから、これぐらいにしておきましょう。