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夜行列車
夜行列車にはよくお世話になりました。
動くホテルと言われたブルートレインとは雲泥の差ですが
夜汽車と言う言葉が似合う古い客車の通路に新聞紙を引けば
そこが青春の旅の宿、

見知らぬ駅で30分も停まることもあります、
もちろん偶然ではなくて、事前にそれも予定に入っています。
駅の明かりを頼りに、三脚を立てて夜間撮影です。
コンプレッサーや発電機を回した蒸気が夜風にたなびいて、
時間がゆっくり流れていきます。
やがて対抗列車がやってきて、信号が切り替わると発車です。
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予定をひとつこなした若者は、充足感とまた明日への期待を胸に
動き出した客車に横になり、レールの継ぎ目の子守唄を聞きながら
ひとときのまどろみの世界へ・・・
ごとんごとんーーーーごとんごとんーーー
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by mypac | 2005-07-31 18:46 | Comments(0)
あの日の博多駅
新幹線が出来、主役はゆずったものの、当時はまだ寝台特急は国鉄の華かな代名詞のような存在でした。

動くホテルと言われたブルートレインは東京―九州間に5本(東北に2本)ありまして
当時博多まで電化されおり、博多から先はへは「さくら」がC60
「みずほ」がC59、「はやぶさ」がC61と戦後国鉄を代表する蒸気機関車がBT特急の先頭にたっておりました。
博多駅ではその機関車付け替え作業を見ることが出来ました。
熊本電化も間近いある日、その博多駅へ行きました。

ED73に牽かれた「さくら」が入線、待機線にはC6031
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門司から担当してきたED7312号機を機回り線へ退避させて
C6031号機が係員に誘導されて連結に向かいます。
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連結作業です、よくこんな場所で撮れましたね(笑)
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ドレンを切っていざ出発進行
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一路長崎へ向けて加速、C60の晴れ姿
ワンカット前の撮影位置から、多分走って移動しています。
行動は覚えてませんけど、交換レンズはなかったですから(笑)
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博多止めで切り離した客車を牽いてED73回送列車が出て行き
第一幕の終了です
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このあと「みずほ」「はやぶさ」と矢継ぎ早に演者が入れ替わり
鉄道ファン恍惚の2時間ドラマが繰り広げられていたのです。
いまは昔の物語です。
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by mypac | 2005-07-29 16:08 | Comments(2)
ちなみにその前は
大失敗の「さくら」撮影行でしたが、
ちなみに一つ前の列車はこれです。
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肥前山口まで併結してきた「西海」と分割して5両となった急行「雲仙」
露出はバッチリでしょう。
このあとフィルムが終了したまま「くらげ」艦隊撲滅作戦を決行してしました。

でもね、不思議なことに、こちらのネガは結構カビの被害甚大なんですけど
「さくら」を目の前にして入れ替えた、要は「さくら」の写ってるネガは
カビの被害が軽微なんですよ。

偶然が積み重なって記憶から消えない「さくら」の写真が残りました。
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by mypac | 2005-07-28 17:44 | Comments(1)
失敗失敗の巻
チャンポンに至るまでの失敗の話です。

一日たった一本のお目当て列車、C60牽引のBT特急「さくら」です。
小さな入り江を半周するように線路の横はすぐ海と言うロケーションでありながら
撮って帰った写真はこれなんです。
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早速、鉄道写真の先輩のところへ何枚か持っていきましたら、
「おう、行ってきたんか」と喜んで見てくれました。
で、この写真を見るなり
「おれはこんな写真は撮ったことはないなあ」と呟きました。
いやみなのか、賛辞なのか、今もってわかりません(笑)
そうなんですよね、ちょっとないですよね。
ブルートレインの特徴ある客車が全然見えず、場所もよくはわからない。

実は列車を待っている間に、海に向かって石投げをしたりして時間を潰しておりました、
くらげがたくさん浮かんでおりましてね、敵潜はっけーん!攻撃開始!
ひゅーんーーどっぼん、ひゅーーん、ばっかん、
砲弾(線路のバラスト)は無尽蔵にありますし、
敵潜も数え切れないくらい押し寄せております。
「敵潜命中!」
ひゅーんーーどっぼん、ひゅーーん、ばっかん、
「敵潜大破!」
ひゅーんーーどっぼん、ひゅーーん、ばっかん
「敵潜轟沈!」「目標敵2番艦」
ひゅーんーーどっぼん、ひゅーーん、ばっかん
「敵潜大破!」
・・・・
何隻やっつけたでしょう、さらに夢中で攻撃しておりますと
入り江の対岸で「ボッ」汽笛が短音一声
あっ、「さくら」や!!
手元のカメラを慌てて構えますとフィルムが入ってない!!
「あーーーつえらいこっちゃ」
目にも止まらぬ早業でフィルム装填!攻撃開始!!
でーーーーー露出がすんごいオーバーでして
結果ですが、入り江を前景にした順光写真は全滅。
かろうじて湾を回り込んできた機関車が正面を向いたこのカット数枚が
完全逆光に偶然露出が適合したのか、写ってました。

オーソドックスな写真は失敗失敗
偶然の産物が先輩も撮ったことがないというカットになりました。
ワンカット前にはわずかですがBT客車が写ってます。
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これがぼくの唯一のBTさくらの走行写真です。
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by mypac | 2005-07-27 18:50 | Comments(0)
一枚の写真から
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昭和41年9月とネガカバーに変色した文字。
長崎本線にブルートレイン「さくら」を撮りに行ったことが思い出されます。
ファイルムスキャンしていますと、ひとつのカットに紛れもなく思い出が写っていました。
「喜々津」から歩き始めて「ひがしその」(当時は駅はありませんでした)の海岸でお目当てのBT特急「さくら」を撮って、
それはそれは、悲しい失敗話があるんですけどね、今はちょっと置いといて・・
「大草」の駅まで辿り着いた時には、お昼をかなり過ぎておりました。
道をはさんで向かいはすぐ海、小さなローカル駅のまん前に小さな食堂がありました。
何を食べようか、テーブルひとつ、窓の向こうは波静かな大村湾。
寂れた食堂の壁には「チャンポン」の文字が、
そうや、ここは長崎、「おばちゃん、チャンポンください」
関西弁のおぼこい美少年が珍しかったのか、
「どこからきんさった」長崎弁ではどう言うんでしょうか、覚えてないですが
「ひぇー大阪から」観光地でもない小さな駅前ですから当然
「なんしにきんさったと」と続きます。
しばし方言のぶつかりあった会話の後、テーブルに置かれた注文の品は、
どんぶりから溢れんばかりの具しか見えません。
食べても食べても麺が出てこなかったような記憶があります。
初めてのチャンポンの思い出、空腹の2文字をどけてもとてもうまかったです。
心に残った思い出、それが一枚のカットの隅に写っていました、
紛れもなくあのちっちゃな食堂です、
おばちゃんが生きていたら長寿番付に載るでしょう。
40年の忘れぬひとコマ、写真ってすごい!
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by mypac | 2005-07-24 16:32 | Comments(1)
そろそろ仕事が欲しい
しばらく青春時代へタイムスリップしておりました。
カビカビのフィルムの向こうに蘇るあの頃。
今なら周辺の状況や、季節を取り込んだ作画もすると思うけれど
どのカットも次から次からSLが走っているばかり。
SLしか見えていなかったあの頃、
ひたむきな青春時代、そんな時代もありました。
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昭和41年5月 東北本線浅虫 冷たい雨に打たれた日でした
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by mypac | 2005-07-22 10:15 | Comments(3)
時にはあの頃を
木曜日に仕事が終わって、久しぶりのOFFです。

昨日からふるーいネガをスキャンしていますが、
何分にもフィルムスキャナーが古いので能率が上がりません。
2本もやったら、なんかしんどくなって、結局2日で4本がやっとです。

それもカビだらけの古いネガ、
絶対二度と使わないのに、頑固に全コマスキャンをしています。
40年前へのタイムスリップです。
写真がなければ蘇らない記憶と言う名の夢旅行です。
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昭和42年呉線C6215牽引 急行{安芸」
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by mypac | 2005-07-17 21:18 | Comments(2)
小さな夏の物語
昨夜玄関前に息も絶え絶えのクマゼミがひっくり返っていました。
そっと、うちの唯一、木と言えるアンズに止まらせてやりました。
今朝見たときは杏の枝に針のような口を刺していましたから
最後の一口ぐらいは飲んだかなあ。
土から這い出して一週間の命。
昼にはもう留まっていませんでした。
力尽きたのかと、地面を探せど躯がありません。
最後の力で彼女の元へ馳せ参じたと思いたい。
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by mypac | 2005-07-14 00:17 | Comments(1)
今日も雨
今日は電話に追いまわされたような一日でした。
仕事を出した数日は、問合せや、手直しの電話が入ることが多いです。
しかし、そんなにいっときに集中しなくても、と言うくらい、
3社から入り乱れて電話が入りました。
それに、次の仕事も仕掛かってますから、
頭のスイッチを切り替えるのがたいへん。

切り替える、かえる、カエル
画像はかなり古いです
デマージュ7  2003年6月
ありゃー丸2年の間にメインカメラが5代目になってます。
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by mypac | 2005-07-11 23:42 | Comments(3)
ペンタックスDsが復活
先週末に調整に出していたペンタックスDsが帰ってきました。
結果は若干不満の残る項目もあり2重丸とは言えませんが
まあ我慢できる範囲に収まりました。
仕事のほうもようやく出口の灯りが見えてきました。
とたんに気が抜ける悪い癖が出ておりますが、今日は
天下晴れて(晴れてないか)の休日ですし、まあいいでしょう。

画像はムクゲの蕾です。
ペンタックスDs+A35-70/3.5―4.5
ズームとしては比較的逆光に強くて好きなレンズです
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by mypac | 2005-07-10 11:58 | Comments(2)